用語集

ミーティング

ミーティングとは、一般には、会議や会合、人と人が出会うことや、会って話をすることすべてをいいますが、自助グループなど私たちの活動においては、「ミーティング」とは、お互いの体験や感情を分かち合う場のことを言います。
自助グループの活動の中核をなすものといってよいでしょう。

参加者は、誰かほかの人が発言しているときには口を差しはさまず、ファシリテーターにしたがって、時計回り・反時計回りなどの順番で自分の番が回ってきたときだけシェアをし、「言いっぱなし、聞きっぱなし」のルールにしたがって、その場で聞いたことはその場に置いていき、外へ持ち出さないことなどが鉄則です。
また、他の人の言ったことに対して批判をしてはいけないことになっています。

ファシリテーター以外に人が来ず、誰とも出会いがなくても、その場その時間のことはミーティングと呼ばれ、「ミーティングは開かれたが、誰も来なかった」というような言い方をします。そういう場合、ファシリテーターとして孤独を感じる人もありますが、自分と対話して静かな心の平安の時間をすごす人もいます。


いまだにミーティングの圧倒的な主流は、一つの場所に参加者たちが集まってきておこなうface-to-face meeting(フェイス・トゥ・フェイス / 顔をつきあわせるミーティング)で、最近の英語では「f2f」などと略される形態です。

通信技術の発達にともなって、遠く離れていながらにしてインターネットを通じておこなうネット・ミーティング(internet meeting)やスカイプ・ミーティング(skype meeting)なども増えてきました。

よくあるご質問と答えなどが載っておりますので、本サイトの「ミーティングとは?」のページもごらんください。