用語集

ワーカホリック

ワーカホリック(workaholic)とは、仕事依存症と訳され、過程嗜癖の一つです。仕事(work)とアルコール依存症(alcoholic)をつなげて作られた造語が起源です。
「ワーカホリックの人は、とても勤勉で、仕事好きの良い人なのではないですか」
という誤解がよくなされるようですが、ワーカホリックの人は、「仕事をしていないと先々のことが不安でたまらない」、あるいは「仕事をしていないと自己評価が保てない」といった理由から、じつは仕事を憎みながらやっているものです。

また「良い人」と思われたいがあまり、仕事好きを演じているあいだに、本当のワーカホリックになってしまう人もいます。そんな人にとっては、過去にまじめに仕事をこなして「良い人だ」と思われたことが、快感体験として残り、同じ報酬をもとめて嗜癖になっているのです。

あまり仕事をやりすぎると、肉体的にも精神的にもダメージが来ますから、アルコールや栄養剤、サプリメントなどをはじめとする助けを、日常的に借りるようになっていきます。
「酒で気合を入れないと、どうも仕事にならない」
などと言っている人は、まさにそうです。
このため、ワーカホリックは結果的に物質嗜癖の様相も呈することが多いようです。

今のJUSTでは、男性のワーカホリックの人々を対象に含む自助グループとして「ハズバンズ・グループ」「メンズグループ」などがあります。