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こんにちは、ゲストさん
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明日は赤ちゃんの舟講演会です。
講師: 北 直子 先生
(武蔵野赤十字病院 産婦人科)
産科婦人科学会専門医
抗加齢学会専門医 暫定周産期専門医指導医)
時間:(開場 13:30 ) 14:00-16:00
場所:さいとうクリニック 702号室
港区麻布十番2-14-5 麻布十番Aビル都営大江戸線・東京メトロ南北線「麻布十番駅」より徒歩3分 テーマ:
お母さんと赤ちゃんにとっての幸せとは何か講師からのメッセージ:
妊娠を「おめでた」と言いかえると、
ほのぼのとしたニュアンスになりませんか?
赤ちゃんができて、おめでとう、おなかが大きくなってきて、順調ですね。
いつ生まれるのかな、
どんな赤ちゃんかな、
いろいろな思いを巡らせつつも、
お母さんたちはいつも笑顔。
そして出産。家族はもちろん、
親戚や友人も、我々医療スタッフも、
みんなで「おめでとう」と
お母さんと赤ちゃんを祝福する。
何か困ったことがあって受診する他の診療科とは違って、
産科は「おめでたい」のです。
しかし、残念なことに、
その妊娠の経過や結果が、必ずしも「おめでた」くない人たちもいます。
そういった方たちが少しでも幸せになれるようにお手伝いするのが、
私たち産婦人科医の仕事です。
もし、何らかの問題を抱えてしまった場合、
お母さんにとって、赤ちゃんにとっての幸せとは何か、
一緒に考えてみませんか?
参加費:
一般 2,000円 JUST会員 1,500円 (その場でご入会いただくことも可能になりました。) 事前のご予約は不要です。参加希望者は直接、会場へお越しください。(定員50名) ただし、保育をご希望の方のみ、事前の予約が必要です。(300円) 収録のためビデオカメラが入ります。
映るのがお嫌な方は事前にお申し出ください。
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JUSTが行なっているプロジェクト
「赤ちゃんの舟」のツイッターができました。
ツイッターをよく利用していらっしゃる方のために、
活動に関わる情報
タイムリーに発信
ご興味のある方はぜひ訪れてみてください↓
@akachan_no_fune |
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JUST日曜講座「赤ちゃんの舟」 11月20日(日)
A.T
前日の大雨とは裏腹の、よく晴れた初冬の日曜日、私たち参加者は講座開始時刻前のお昼どき、講座の会場になっている「さいとうクリニック」の隣にある網代公園でランチ交流会をしました。子連れ仲間、クリニックでお馴染みの仲間が集まり、開始時刻までゆっくりと過ごしました。その光景を写真に収めれば、タイトルはマネの描いた「草上の昼食」です。クラシックの曲をかければ、完璧に美しい一葉になるでしょう。
でも、会話の内容が聞こえてくると、急にミーティング然とします。少なくともその場で私が話したことは、息子が小さかった頃、自分が食事をとるとき必ずベビーベットに入れていたことや、ベビーベットから息子が出てくるようになると、真剣に柵つきの犬小屋を買う気になったことを話しました。しかし、当時、私のマンションには月1回に保健師さんの家庭訪問があり、そんなものを家の中に置くと驚かれると思ってやめたのです。息子がかわいそうだからやめた、とならないところが我ながら複雑です。私の知る日本人社会は、まず他者を優先した会話の仕方を心掛けないと、評価が下がります。私自身もクリニックの場以外で「私ね、私が一番大事。他の人は二の次」と断言する人と話すときは警戒します。でも、反対に、私は二の次、だれかが一番と強調する人にも不信感を持ちます。母親はこどものためなら何でもすると、ときどき聞きますが、そう見えるだけだと私は感じます。
私は十代の頃から、小説や映画が好きでした。作品のいくつかを読んだ作家のひとりが三浦綾子です。でも、『氷点』をはじめ、何冊か読んで具合が悪くなり、読まなくなりました。『塩狩峠』については不可解きわまりなく、今でも主人公のメンタリティが謎です。歴史上、この主人公のような人は知っているだけでも何人かいて、例えば、イエス・キリスト、ユダヤ人をかばって銃殺されたコルベ神父、ユダヤの子供たちを守ってガス室に入ったコルチャック医師などです。奇特な人たちだとは思うけれど、私には不可解です。
小説『塩狩峠』では、主人公が峠で脱線しかかった列車の下敷きになり、乗客を救う物語です。私にもそうなれ、とだれも言ってないので、逃げ腰になることはないはずですが、もういやだ、というのが本音です。
善意が嫌いなのではありません。人の善意を私はむしろ信じたく、だからこそ、嘘に敏感になるのだと思います。
現代日本で子育てする母親代表気分で主張したいことは、母親の育児能力が下落したと批判する余裕があるなら、30分でもいいから、こどものそばにいて、母親を母親役から解放してあげて、ということです。
今回のランチ会には男性メンバーが手伝ってくれたおかげで、私たち母親はマダムに戻り、悠然と昼餐のひとときを過ごせました。
さて、DNAの都合で、私と同じ顔で生まれた息子はパパと相性が良く、単身赴任で遠くにいるパパを恋しがっています。その原始的な恋しがり方には、いろいろなものを押し分けて進もうと頑張る私がひるむ、本物の気配があります。やがて、この子も私のようになるという深い恐怖から、ちゃんと殺してあげなきゃ、と思い詰めることは少なくないです。子供と2人で見つめあうとそうなることはわかっているので、私は怒鳴り散らしそう、という瞬間に窓を開けてわめきちらしています。横浜に住んでこの3年間、一度も児童相談所、市役所、そのほか、だれも注意に来ません。大家さんからの苦情すらないです。たぶん私たちが不在どきの昼間に来ているのかもしれません。
息子は私がわめき始めると、自動的に眠り始めます。息子が靴下をまだ履いていないといったような、はたからみればささやかなことを、なぜあれほど真剣な大音量で私は伝えているのか、だから、子育てがいやなんだ、と憤然とします。私たちは母親になる前、現代教育を受けて自由に過ごしてきた世代です。メディアの煽りにのって、無味無臭の美しさを目指すよう、様々な商品を消費し続け、そして、母親になりました。何という落差でしょう。
私はトイレが怖い、という理由で、息子のトイレトレーニングに近寄りませんでした。だれがするんだろう、と思いながら、保育園の先生に相談したら、私たちに任せて、ということでした。お母さんは安心して精神科にいきましょうと励まされ、おかげで通院を続けることができました。
その保育園に入園するために、私は入園申請前、さいとうクリニックのメインプログラム、「さいとうミーティング」の場で泣きながら誰が息子のトイレトレーニングをするのでしょう、と訴え、育児に無能だと役所に私の診断書を持って行けと指示があり、ちょっとプライドにさわるけど、トイレに近寄らずにすむのならプライドなど地の果てに捨ててこよう、と思うほど恐怖に支配されていたため、私は横浜市の役所に、本当に診断書を片手に、「育児に無能だと言いに行きなさい、と精神科の先生からこれを渡すよう言われました」と初対面の保健師さんに役所のカウンターで自分の診断書を渡しました。無言で受け取られ、こっちに来てと中に招かれ、その後、待機児童日本一の横浜市立保育園への入園許可書が届きました。私より重症な人がまだまだ大勢いそうなのに、私たち母子に入園許可が出たのが意外でした。きっとたまたまだわ、と今でも思っています。
私が特殊な母とは思えません。本音トークは、ときに大喧嘩に発展しがちなため、なでさすりあうような会話は必要です。でも、私たちは、網代公園でランチ会をしながら、馬鹿さかげんをおしゃべりできます。
来週、11月27日(日)には、産婦人科の北直子先生が講師をお務めです。講座の前には、網代公園でまたランチ会をします。子連れのお母さんに限らず、ランチしましょう。どうぞ、お越しください、正午過ぎに、お目にかかりましょう!
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2011年9月18日に行なわれた赤ちゃんの舟ミーティングより、
理事長斉藤先生が、 この「赤ちゃんの舟」プロジェクトと精神医学の関係について 語っている記録を動画でお届けします。 |
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