赤ちゃんの舟 活動ブログ

NPO法人JUSTの非営利特定社会事業「赤ちゃんの舟」の活動ブログです。

決断への寄り添い

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私たち「赤ちゃんの舟」のこれまでの活動成果のご報告の一端を連載的にご紹介しております。
個人情報にあたる部分は仮名とされていただきます。



Bさんは、一緒に住んでいた恋人から日常的に暴力を受けていました。
妊娠していることがわかったとき、 恋人は「中絶するように」と迫りました。他に身寄りもなく、鬱で身動きがならず、経済力を恋人に頼ってきたために、家を出て一人で産む自信はありませんでした。

2010年春のある日、Bさんは恋人がいない間に私たちに電話をかけてきました。
電話やミーティングで分かち合いをするうちに、仲間たちから情報を得て、恋人の家を出ても、シェルターに入居し、生活保護を受けて、経済面を安定させれば、恋人から自立して子どもを産めることがわかりました。
また、専門家を紹介してもらい、もし恋人が追ってきた場合は、裁判所から接近禁止令を出してもらえることも知りました。

このような経過を経てBさんは恋人の家を出て子どもを産み、今は私たち「赤ちゃんの舟」と、JUSTでやっている自助グループ「バタード・ウーマン」につながって、自分の心の治療にあたっています。

子育ては、どのようなお母さんにとっても大変なものでしょうけれど、私たちのように過去に心の傷を負っている母親にとって特有な大変さというものが、またあるものです。
そういう大変さを大切なきっかけとして、私たちはつながりあい、活動しています。



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私たち「赤ちゃんの舟」のこれまでの活動成果の一端をご紹介いたします。
個人情報にあたる部分は仮名とされていただきます。

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Aさんは、離婚して2歳の男の子を育てているシングルマザーでした。
パートで働きながら育児をこなしていましたが、心身ともにとても疲れ、子どもとの関係がつらく、ちょっとしたことで怒鳴ったり、カッとなって叩いたりしていました。

Aさんは、2008年に私たちの講演会から「赤ちゃんの舟」ミーティングにつながって、子どもを一時的に預かったり、経済的な援助をしてくれる公的機関があることを知りました。
また、自分が親からされた虐待を知らず知らずのうちに子どもにもしていることや、しょせんは親から認められたくて空回りしていることがわかってきました。

そういうことが起こるというのは、以前テレビなどで見て、知識としては知っていましたが、自分の身に引きつけて考えたことはありませんでした。
自分がやっていることの仕組みがわかってからは、冷静に考えることができて、パートを減らし、その分の時間を母子ともにケアされる病院へ通院し、自分の心の傷の治療にあてることにしました。すると、子どもとの関係も距離を置いて眺められるようになり、子育てが楽になってきました。



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