赤ちゃんの舟 活動ブログ

NPO法人JUSTの非営利特定社会事業「赤ちゃんの舟」の活動ブログです。

全体表示

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索
赤ちゃんの舟ミーティングについてご紹介します。
 
ミーティングでは、まず、ファシリテーター(司会進行役)がルールを説明します。
ミーティングのルールは、「言いっぱなし、聞きっぱなし」が基本となります。
いらっしゃった方それぞれが自分の話したいことを、話せる範囲でお話します。 
他の方はそれをただ聞いているだけです。
 
お互いに途中で口をはさんだり、アドバイス、コメント、批判、中傷はしません。
安心できる安全な場であることを参加者全員が心がけるようにし、限られた時間の中で
全員の方がお話できるよう、時間を分かち合います。
 
他の場所では話せない、聞いてくれる人がいない、誰かに聞いてほしい、身近な人にも話しづらい、
など、仲間と分かち合う、いい機会になればと思います。
 
ファシリテーター、スタッフ一同、皆様のご参加をお待ちしております。
ご不明な点や質問等ございましたら、事務局スタッフまたはファシリーテータまでご相談下さい。

赤ちゃんの舟 ミーティング   
毎週 金曜日 13:00〜14:00  JUST事務局 ミーティングルーム
※予約は必要ありません。お時間に直接会場へお越しください。
※参加費不要。100円以上の献金をお願いしております。
おとといのブログ、「赤ちゃんの舟 これまでの活動まとめ 6」では、
性の若年化の背景と弊害について
簡単にまとめてみましたが、
その続きについて少し書いてみたいと思います。
 
性の若年化には、
前回触れた「ピア・プレッシャー」という要因もありますが、
実際「ノー」と言えない女性が多いという要因もあります。
 
日本の女性は国際的に、
自分に対する評価が、非常に低いことで知られています。

簡単に言うと、
「私はそんなに安い女じゃあないのよ」と思える女性が
とても少ないということです。
 
その延長として『イエローキャブ』などという本が書かれた時代もありました。
その本の評価はさておきまして……
 
女性が受身であるために、
ピルの認可に20年かかって、
バイアグラの認可には半年かからなかった
のではないか、
という人もいます。
 
女性が自分の手で何かを決められないという問題は、
避妊や中絶にも関係してきます。
 
日本では避妊は、
だいたいが「女性が男性にお願いしておこなうもの」であり、
しかもその主流はコンドームです。
 
女性が「ノー」と言えないので、
「避妊して欲しいのに言い出せなかった」ために
「望まない妊娠」となるケースも多くあります。
 
初交日、つまり初体験のときに
だいたい7割ぐらいが「避妊をした」と答えます。

ただし、これは本人たちが「避妊をした」と思っているだけで、
実際は効力のある避妊ではない場合も含まれた数字です。
 
研究によると2回目以降の避妊は、
だんだんとナアナアになってきます。
「常にきっちりと自分の意思に沿って避妊しています」
という人は2〜3割に落ちてくるのです。
看護学生でさえ、いつもちゃんとしているのは65%。
高校生、OLさんは半分以下という調査結果です。
 
これでは「望まない妊娠」を防ぐのにも
著しい限界があるといわなくてはならないでしょう。
 
専門家に言わせると、
これは「避妊して欲しいのに」と思うこと自体が実は間違いだということです。
 
日本でコンドームというと、たいていは男性用コンドームであり、
男性がつけなければ、できません。
 
そこで、海外のように、
男性用コンドーム以外の避妊方法を積極的に考えなくてはならないはずです。
 
この分野の専門家である
虎の門病院 産婦人科 須藤なほみ先生(当時)を
私たち「赤ちゃんの舟」では、2008年にお招きし、
具体的なデータとともに詳細をご講演いただきました。

ご講演内容は、現在発刊準備中です。
 
また、須藤先生は現在、
ポートサイド女性総合クリニック ビバリータ院長 清水なほみ先生として、
ティーンズのための性行動に関する相談サイトを運営されておられます。
詳しくはこちらをどうぞ。
Dr. 半熟卵のつぶやき
http://plaza.rakuten.co.jp/hannjyuku/
9月18日(日)に「赤ちゃんの舟講演会」が開催されました
最初にJUST理事長の斎藤学先生より、
赤ちゃんの舟とはどのようなものかについての講演があり、
その後、参加者の方も含めたミーティング形式で進みました。
 
当日は、この問題に関心がある女性の方はもちろん、
赤ちゃんを産んだばかりのお母さん、
カップルや男性の方も参加されていました。
 
講演では、
今の婚姻制度や女性のおかれている立場
(結婚・出産とキャリアの両立など)、
社会制度などの広い視野の話から、
もしシングルマザーになったとしても、
一人で出産、育児をするのではなく、
皆ができる中からいろいろな力を出しあってサポートしていく、
それを考え実行する場が赤ちゃんの舟活動である
というお話もありました。
 
また、参加者とのミーティングでは、
現在2人目の出産を終えたばかりの女性からの体験談や、
身近な人が妊娠・中絶をした経験をご自身の気持ちとともにお話される方、
子どもをこれから産みたいが悩んでいる
など、それぞれの立場からの真剣な分かち合いがあり、
とても充実した内容で終了いたしました。
 
次回は10月16日(日)14時〜から開催いたします。
参加して下さる皆様との語り、ミーティングを中心とした会になります。
 
・妊娠・出産について考えたい
・今、妊娠中だがこれからどうしたらいいのか悩んでいる
・身近に悩んでいる人がいるがどうしたらいいのかわからない
・シングルマザーだが子育てが大変、サポートがほしい
 
など、参加している全員で考えたいと思います。
その場で発言・質問もしていただけますので
ぜひお気軽にご参加下さい。お待ちしております
 
【日時】 2011年10月16日(日)14時〜16時
【会場】 さいとうクリニック702号室(港区麻布十番2-14-5)
【参加費】 JUST会員 1,500円  一般 2,000円   保育 300円
 
イメージ 1
 
私たちが「赤ちゃんの舟」を始めてから、
多くの方から、多くのご意見やご質問をいただきました。
これまで、それらにインターネットでお答えする機会がなかったので、
このブログで随時お答えしていきたいと思います。
 
前回、「赤ちゃんの舟 これまでの活動まとめ 5」では、
性に関する情報の発信に寄せられる、
「寝た子を起こすな」というご批判に応えるものでもありました。
 
今回「赤ちゃんの舟 これまでの活動まとめ 6」では、
その続きをお答えしていきたいと思います。
 
「寝た子を起こすな」というご意見はごもっとものように聞こえますが、
そういうふうにおっしゃる方々はたいてい
たとえば10代の子どもたちが日々、漫画や携帯サイトで触れている
性に関する情報がどんなものかをご存じないことが多いのです。
 
その結果、
若年層の人工中絶率性感染症が増加しているという現実があります。
 
「こんなに粗雑な、誤った情報に子どもたちを曝すくらいなら、
本当のことを教えてあげたほうがいいだろう」
というようにお考えになるのではないでしょうか。
 
1987年と2002年を比べた統計によりますと、
女性の性行動が非常に活発になっています。
女性は、特に高校1年生以降の伸びというのは急激です。
 
だいたい高校2年生ぐらいで、初交累積率
要するに、「初体験済み」の人がいる割合は、
女性が抜くことになります。
 
高校3年生を終えるころまでには、
半分くらいの方が経験済みになります。
中学3年生でも、ほぼ1割の方は経験している状態、
高校1年生で4分の1になるので、
性教育をするタイミングとしては遅くとも中学3年生、
中学を卒業するまでには性教育をしておかないといけません。
危ないのは、
中学を卒業した春休みと高校1年生の夏休みというわけです。
 
 
なぜ女性の方がこれだけ男性よりも上がってくるのか。
ひとつは、
高校生の男性が年上の女性と付き合って
色々教えてもらう機会よりは、
高校生の女性が年上の男性と付き合って
悪いことも良いことも教えてもらう機会の方が多いからでしょう。
 
「私はまだ未経験」ということを、
無用に焦る子どもたちもいます。
そういうことを、

ピア・プレッシャー

などといいます。
 
「周りはみんな経験済みじゃないか」
「経験していないのは自分だけなんじゃないか」
ということを恥だと思ってしまい、
ほんとうはそれほど望んでいないのに、
無謀な性行動に突き進んでいってしまう場合です。
 
 
この分野の専門家である
虎の門病院 産婦人科 須藤なほみ先生(当時)を
私たち「赤ちゃんの舟」では、2008年にお招きし、
具体的なデータとともに詳細をご講演いただきました。
 
ご講演内容は、現在発刊準備中です。
 
また、須藤先生は現在、
ポートサイド女性総合クリニック ビバリータ院長 清水なほみ先生として、
ティーンズのための性行動に関する相談サイトを
運営されておられます。
 
詳しくはこちらをごらんください。
Dr. 半熟卵のつぶやき
http://plaza.rakuten.co.jp/hannjyuku/
 
 
イメージ 1
2008年から始められた、私たちのプロジェクト「赤ちゃんの舟」も、
2011年になってからも、春季は連続講演会を開催し、
あわせて妊娠・中絶・出産で悩む女性たちの体験談発表をおこない、
専門家をまじえての
同じような悩みを持つお母さんたち、妊娠中絶で悩む女性たちの
貴重な意見交換の場として機能してきました。
 
その後、東日本大震災による影響などあり、
講演会はしばらく開催できませんでしたが、
今日、あらたに「2011秋のコレクション」として
新たにスタートさせることになりました。
 
    9月16日(日)14:00 - 16:00
  港区麻布十番2-14-5 麻布十番Aビル 702号室
 
皆さま、こぞってご参加ください。!!
 
詳細は以下のリンクからどうぞ。
 
 
イメージ 1
 

.
JUST「赤ちゃんの舟」運営委員会
JUST「赤ちゃんの舟」運営委員会
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

過去の記事一覧

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

Yahoo!からのお知らせ

検索 検索

標準グループ

登録されていません

ブログバナー

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2,000円で各地の特産品がお手元に
≪9/30まで≫キャンペーン実施中!
いまならもらえる!ウィスパーWガード
薄いしモレを防ぐパンティライナー
話題の新製品を7000名様にプレゼント

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事